◆◆◆
もしも寂しいときに、側に居ることさえ出来なくなって
名前すら呼ぶことが出来なくなってしまったら
貴方は、それを哀しいと思ってくれるだろうか_
「おい、どうしたんだよスカイファイアー」
「・・・ぇ・・・」
「聞いてなかったのかよ」
「すまないっ、少し考え事をしていて」
そうかよ、と不貞腐れるような溜息をついて、そしてすぐにスタースクリームは自分への話題へと移っていく。次はしっかりと話を聞こうと耳を傾けたつもりだったが、やはり。
こんなにも楽しそうに話す彼。いつからだろう、こんなにも心を開くようになっていったのは。
そう思うと、一緒に過ごす時間が愛おしくて守りたくて仕方がなかった。自分を慕ってくれる彼はまるで支えとなっていく。
そういうと、彼は一瞬嬉しそうな顔をするのだが『俺はそんな甘い考えじゃないぞ!』といって顔を背ける。
けっして、いつまでもずっと側に入れるわけじゃない。
守れるわけじゃない、彼だって強い存在なのだから。それでも、それでも。
「寂しくはならないかい?」
「は?」
「いや、なんでも_」
「お前がいないなら・・・ちょっとは」
「そうか」
「おい、なんだよ急に」
「いや、何でも」
いまからでも思う。
ずっと貴方を、守りたい。
*マイ設定のスカファは恋人とか恋心もってスタに接してません。弟的存在というか親友というか分かり合ってくれる大事な存在。だから守りたいし一緒にいたいと思っている。
けどスタはもう恋心満点乙女。だからスカファスタではなくてスタ→スカファ的な?えーなんか分からない(あふぁ!!
◆◆◆
あまりの暑さに眩暈すらする。
頭をサンダークラッカーにあずけたスカイワープはごろりと体勢をかえ、しかし頭はキープしたままサンダークラッカーを除きこうむような体勢になった。
なにせさっきのままじゃ羽根がじゃまだったし、この方が落ち着く。なのに、いつもサンダークラッカーは嫌がるのだ。
「おい、、もう離れろ。邪魔だ」
「へんっ、誰がよけるってんだ。俺はこのまま寝たいんだよ」
だから寝せろ、としがみつくと一瞬強張ったように動きがとまったように思えたが、暫くすればいつものように溜息をつき。
「高くつくぞ」
そして、背中を撫で上げてくる。
「身体でか?」
にやりと笑い、意地悪っぽく舌を出し、その首元に囁く。
寝れなくなったらどうしようと、暑いにもかかわらず意地の張り合った色気が飛び交うのだ。
*イミワカラン
◆◆◆
バンブル・バンブルビーの受けについて語ってみた。相当五月蠅いので反転しときます。ただストレス解消に言ってみたかっただけ。
コンボイ×バンブル・・・親子、そして一線を越えれば変態。司令官はバンブル大好きでどうしようもなく愛情を降り注ぐお方。もう名前呼んだりしただけであんなにうきうきな返事したり、指令官って連呼してくれるんだよ。
(OP×BEE) 鼻血もんですがな!!アニメ版はもうでれでれ(MY画面美化)でこっちが恥ずかしくなるよ、あぅバンブル・・・!!(病んでるね
オプビーは凄く壊れそう、優しいんだよ。OPは。ビーもその期待にこたえようと一生懸命で・・・。
しかし、以前思ってしまった指令官どS
説。はい、すみません投げないで下さい。だって映画でビーがこう捕まったとき(ワイヤーと冷却)のとき内心「あ、もしかしたら助けてくれる!?」なんて期待したのに助
けにこない。まぁ、ビーの束縛シーンはえろかっt(爆 じゃなくてどうして助けこないんだよ!おい、指令官!ッて思ったらそうか。彼もそのシーンでS心でちゃって助けるのわすれたんd(氏
もうなんでもいいです。この二人大好きです。
マイスター×バンブル・・・初代はマイスターさんの頼れるお兄様且つ変態でいってくれそう。なんで変態?うん、人って変われるからさ。バンブルも気付かないうちにアレコレ教えられてます。映画はお兄さん且つ仲良し兄弟。
(JAZZ×BEE) だから手を出したくないし、でも出したい。てか映画の方が堂々とシてくれそうなのになんでだろう・・・。どちらにしろバンブルは無垢でいてほしい。多少は。
続くよ(多分)
◆◆◆
「さぁ!みんな、折角の夏だ怖〜〜い話をしよう!!」
「えぇっ、おいらお化け嫌いだよっ!!」(凄く話を拒絶する人、よくからかわれる人いますよね)
「いいぜーやろうやろう!!」(めちゃはちゃけるタイプ、誰よりもリアクション高し)
「まぁ、いいんじゃないかな?」(普通にまざるタイプ、ある程度反応もするしでもそこまでではないが、影で怖がる人にちょっかいだしたり)
さぁ、怖い話の始まりだ!!
「では私から始めよう・・・・・・」
「ビーチコンバーの話し方ってこういうとき一番怖いんだが」
「同感」
「では早速・・・・・・」
(約3分後)
「そのとき、あるロボットは破壊された町を彷徨っているとがたがたっ_と、ものが不自然に揺れる音がしたんだ・・・・・そのとき後ろにあの日死んだはずの仲間が後ろにーーーー!!!」
「きゃーきゃー!!!やめてよー(大泣)」
「こえぇぇぇwww(楽)」
「・・・・・・(黙って話を聞いている)」
(更に2分たって・・・)
「はい、私の話は終わりだ。こういうのは苦手なんだがな」
「いやぁ上手いなぁ、怖かったよ」
「ねぇ指令官一緒に寝ましょうおいら怖くて一人じゃ機能停止します(泣」
「!!もう喜んでっ!!!」
「ハウンドもホイルジャックも皆で寝よう?あ、そうだ!皆で寝ましょう、ねっ!!」
「お、いいなぁお泊りみたいで。ってもいつも皆いるけどな」
「子供かお前は。でも楽しそうだしいいな」
「え、マジかおい!!」
「指令官、頭のその疚しい考えを消し去って溶かしてください」
「ヴっ;」
*怖い話すると一人ってヤですよね。
◆◆◆
「よーし、いいぞグリムロック!!いい子だ」
「俺、グリムロック。ホメラレルノウレシイ」
「おおーそうかそうかv」
「・・・・・・」
ラチェットは片方の手で今にもずれ落ちそうな右の頬をナナメにしながら支え、眩しいまでの光景を一人独占していた。
ホイルジャックがグリムロックの知性をもっと上げたいといったので、喜んでOKした。自分もダイノボットの生みの親だし、なによりホイルジャックの願いは何が何でも聞いてやる。
しかし、今時分はそれを見ているほうだ。
なぜならば。
「俺、ホイルジャックスキ」
「ぅ、あぁ。我輩もだよ」
「スキ」
「ぇ_あ、くすぐったいぞグリムロック、んっ」
戯れるようにグリムロックはホイルジャックに手をかけた。ホイルジャックから漏れる甘い声。
・・・・・・あぁ、羨ましい。
所詮ダイノボットのスキなんていう気持ちは幼稚並みだろうが、自然の本能だろうか?しっかりと的をついている。
ふむ、これは危ない。しかし、まなぶところも多いなんて思いながら。
じっくりとその‘戯れ,を見て楽しんだ。
*ダイノボット×WJは駄目ですか?
◆◆◆
「ぅおっ煤@バンブルビー驚かすな!!」
『♪』
「楽しむんじゃない、お仕置きが必要か?」
『!! ;;; 』
「うろちょろするな」
「まぁそういうなよアイアンハイド。かまって欲しいんだろうバンブルビーは」
『 v 』
「・・・・・・お前がかまえラチェット、それにジャズも、オプティマスもいるだろう?」
「私がかまうと改造される、オプティマスには迷惑がかかる、ジャズはからかわれる。からだろう?」
『☆』
「お前は賢いなぁ」
「おい;」
*そのときに臨機応変。あぁバンブル可愛いよ。
◆◆◆
バンブルビーはゆったりと目を開けた。
少しだけ頭が痛いし、未だ眠い。そうだ、昨日皆で飲み会したんだっけ?とおぼつかない思考が判断する。
むくり、と身体を起こそうとしたが動かない。
でも眠いから、まぁいいやなんて思ってもう一度深い眠りについた。
「・・・ぅん」
目を閉じたまま息をすって、思い切りはきだした。起きたばかりの身体は非常に心地よく、ゆえに未だ中途半端な感じがする。
アイアンハイドは鈍った身体を起こそうと身体をあげようとしたが・・・・・・何故か動かない。どういうことだ?とちらりと隣を一目すると。
その衝撃的な展開に身体がびくりと震えた。
言葉にならない、一体何がおこってこうなったのか。
顔の直ぐよこにあるのは、小さな頭。きゅるきゅると可愛らしい寝息を立ててねているのは、そして、アイアンハイドが逃がさないとでもいうように抱えているのは。
バンブルビーだった。
(やばいぞなんだこれはきのうなにがあったんだっ!!?)
凄くこの状況が嬉しい。しかししかし。
もうどうにもならない。
*へーたーれー
◆◆◆
君の癖は、泣きそうな顔をして笑う事。
どうしてか聞いてみると、そんな事無いといってまた、泣きそうに笑う。
泣けばいいのに。
どうして強がるのだろうか。
悲しませない為に?誰を?弱いところを見せない為に?誰に?いつも明るく振舞っていたいから?誰の為に?
「どうしてまたそんな顔するのさ」
「してないよ_」
「また、そうやって」
「へへっ」
「・・・・・・」
誰の為に。
又君はその顔を目の前に見せ続けるのだろうか。
◆◆◆
ねぇスパイク。おいらは本当に君の事が好きだよ、ってそう思った。
ある日一人でパトロールしてたら『ロボットだ』って言われた、よくサイバトロンのことが分かってなかったのかな。
そしたら『怖い』とか『近寄るな』とか『感情がないんだ』って言ってて、何にも知らないんだなって思った。
指差された背中が痛い。
投げつけられて、身体は痛くないのに凹んでしまったような心が痛い。
けれど君は僕に寄ってくれた。
『バンブル』って、名前を呼んでくれた。
『優しいね』とか『偉いね』とか『一緒に行こう』って沢山言ってくれるよね。
触れられた掌が優しい。
君は凹んでしまった心を治してくれるから。
「行こう、バンブル」
「了解っ!!」
本当に、君の事が大好きです。
*バンブルは虐めになんか会いません、むしろ愛されています(なら書くなや
◆◆◆
守る為にと笑ったその顔に胸が痛んだ。
お前が治してくれるからといってまた戦場へと行くその姿を追うのがつらいから。
けれど私が怪我をしたらどうするんだと言い返すと当たり前のように返事が来る。
俺がお前をそんな目にはさせないさ、と。
お前を守れば多くの仲間が救えることが出来るから、だからお前は大丈夫と笑う。そして自分が傷ついたらお前が治してくれるだろうと。
また笑う。
それを聞いて私は胸が痛み、また、嬉しく思った。
仮令どんな形でもいいから、最後まで側にいてくれるということなのだろう?離れ離れにはならないだろう?
守る為にと笑ったその顔は、消えた。
痛んだのは心だけだったのに、体中が機能を失って、いつしか痛みなどなくなって。
守ると約束してくれた貴方の身体はボロボロでもう動かないというはずなのに。
それでも貴方は戦った。
身を横たえながら、地を這ってでも体中が破壊されても痛みがあっても押し潰れそうな恐怖の中でも。
「ラチェット、お前は生きてくれないか。誰かを守る為にお前は生きてくれ。この戦場の中でも、お前は」
すまない。
先に死んでしまってすまない。
お前を治す事が出来なくてすまない。
すまない。
お前を守る事が出来なくてすまない。
約束を果たせなくてすまない。
仮令どんな形だろうとも。
その想いは。
◆◆◆
ねぇ、昨日を忘れないでいてくれる?
話した内容とか、居た時間とか、込み上げるような嬉しいって思う気持ちとか。
ちょっとでも覚えていてくれる?
◆◆◆
ほのかに、胸が痛んだ。感じる金属の重みが肩にかかりそれが愛おしく、恐ろしく。
「どけろ、ランボル」
「なんでだよ・・・・・眠い」
「どけ」
「うぉっ_!!痛いじゃないかっ!」
「お前が悪い。どけないから」
そういうと、いじけてそっぽをむく。いつもは大人らしい振る舞いをみせたり、お茶目な行動をとったりする。けれど、こうして兄弟2人でいるとみょうに甘えてくる。
愛おしい。兄弟として。
守りたい。同じく生まれてきたものとして。
愛したい。それはどうしてか。
「なぁ・・・・・・ランボル」
「なんだよ・・・ぅ・・・?」
向けられた背に手を伸ばし、出来るだけ優しく抱え込んだ。
「好きだ」
「なんだよ」
「お前はどうなんだよ」
「どうって・・・・・・」
当たり前だろうというように返ってきたのは。当たり前だというように向けられた困ったような笑みは。
「好きにきまっているだろう?兄弟なんだ、俺たちは」
自分に、罪を背負わせる。
「そうだよ、な」
*きょうだい好き。
◆◆◆
どうか、どうかお願いだから
カミサマ
「コンボイ指令は、神様を信じますか」
隣で寄り添う彼が、そっと口にした言葉に思考回路を回転させる。
「信じるというのは、いるのかいないのか。それとも、神の言葉を信じるのか信じないのか」
ややこしい問いに、彼は小首を傾げる。少し考えたのか、言葉を繋ぐ。
「この世界のどこかに、居るんですって」
この世界のどこか。宇宙という空間以上のバショに存在する、神という存在。
正直言って、信じがたい存在である。
「神様は、人々の願いを叶えてくれるってスパイクが教えてくれました」
どんな些細な事でも、神を信じれば。
願いは届くと。
ぎゅっと、腕に力がこめられる。視線を落とせば、小さな身体が必死に自分にしがみ付いていた。
「どうした、バンブル」
触れれば、肩が小さく震えているのが分かる。
「バン、ブル_」
「もし、神様がいるのならば・・・・・・」
あぁ、どうか。
「貴方の」
カミサマ、カミサマ_
「側に居たいと、願いたいんです」
カミサマ
今だけは、貴方を信じさせて。
◆◆◆
もしもバンブルたちが集まったら
「どういう、こと?君たち誰なの??」
「おいら?おいらバンブルビーさ!!君は?」
『おいらもバンブルビー』
「なーんだ、一緒だね。おいらは地球に住んでるんだ!で、スパイクっていう人間の子と一緒にいるんだよ!」
「へぇ、おいらは地球の女の子でサリーっていうんだ!おんなじだ!」
『おいらはサムっていうよ。あとミカエラもいる。でも地球にきたのは最近カナ』
「ふぅん、でもおいらもそうかも」
「おいらも。でも長いっていえば長いのかなぁ?もう慣れちゃった!」
「おいらも」
『ME TOO』
きっと集まったらめんこくて鼻血止まらない・・・
◆◆◆
つるりと伸びた腕を、指先でなぞった。首元に伸びた配線をなぞり、指で触れた。
寝ていると、こんなにも無防備なのかと笑みをもらして。
壊したいほど愛おしい。
その言葉が今、始めて身にしみた。
*影の設定ではアイラチェ。
◆◆◆
寒い。
まるでエンジンが止まりそう。
そういうと、暖かなまなざしが向けられて、今まで冷たかった顔がいっきに熱くなった。
吐く呼吸も心なしに熱く、白く空に消えてゆく。
「大丈夫かい?バンブル」
大丈夫なんかじゃない。
そんなふうにされたら。
「バンブル?」
「・・・もう、副官なんか知りません」
「お、おい!」
熱い。
まるでスパークが溶けてしまいそう。
*うわーあついよ。。。
◆◆◆
「・・・・・・いつからいた」
「ちょっと前から」
「声くらいかけんか気味悪い」
「失礼な、気づかないほうが可笑しいんで」
相変わらず、無礼極まりない部下であった。しかし本当にいつからいたのか分からなかった。センサーが麻痺しているのか、それともこやつが気配をけしていたからか。
しかしそうであったならこいつのことだ自分の命を狙うためにやる行動だろうにただ前からいたということなら殺す気ではないのか、それとも戸惑いの時間か。
どちらにしろ、自分には不利である。
振り返るのすら面倒で、ただ後ろにいるであろう姿を見る気にもなれなかった。
「おい、メガトロン」
「ん」
「・・・おい」
「しつこいぞ。何だ」
「・・・・・・」
急に無言になる。なんなんだ本当に。
面倒くさいといったらありゃし_
「お、おいっ」
「・・・・・・」
「本当になんなんだっ_すたーすく・・・」
ぎゅうっと。
背中にへばりつく何か。肩からはすらりと伸びた2つの腕が交差し首にゆるく巻かれ、肩越しに垂れ下がった頭がのしかかる。
そして小声でぼそりと。
なんでこっちみてくんないんだよ
と。もう、それ以上何もいえないというかいう気にもなれず。
愚か者めがと一言だけいい、背中に来る重みを身にしみこませた。
*甘えたがりな子供に苦労。
◆◆◆
ひとなつっこい性格というものであろうか。
今、自分の腕の中にふわりと収まる小さな体は安心したようにいる。まるで小動物のようだと思い、手のひらで背中をやさしく撫で上げた。
肩口に乗るちいさな頭。ほほに当たる可愛らしい角。子供のような新鮮で甘い匂い。丸くつるりとしたボディ。
触れ合う時間が長くなればなるほど愛おしさが募る。
「ねぇ司令官。司令官の背って大きいですね。おいらこんな上から見られてるんだ」
「そうだな」
キャッキャッと小さく笑う姿に笑みをもらし、軽く幸せだななんて思った。
「けれど今は同じ目線だな」
「そうですね。司令官は広い世界を見てる」
おいらも今だけはあなたと一緒です。
「・・・・・・あぁ」
この軽い体を。
今だけは自分と同じように。
*だっこブーム
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